筆文字で読めない字を書くと味がでます
● 筆文字で読めない字を書くと味がでます
おかげさまで。汚いとおもっていた字が人に喜ばれる筆文字になる個性筆教室の草刈正年です。
教室では色々なワークショップをやります。
それはみんな個性がちがうのでみんな響くポイントがちがうからです。
ワークショップ1で個性を開花させる人もいれば、ワークショップ2でひらく人もいるし、ワークショップ5くらいでひらく人もいます。
個性はみんなちがうので、好きなものもあれば嫌いなものもあり。
あうものもあれば、あわないものもある。
それでいいですよね。
教室でやる様々なワークの中に『読めない字を書く』というワークがあります。
読める字ではなく、読めない字です。
これ結構人気なワークで、多くの人がここで自分が勝手に固定概念を作り、自分の個性を自分でふたをしていたことに気づきます。
すると。
こんな独創的な字がひょいっと生まれたりします。
しかし。いきなりこんな字は生まれたりしません。これにはステップがあります。
例えば、こんな筆文字は読めちゃいますよね。
「あ~まだよめちゃうな~。。」そう思って次は自分の中で『やりすぎ』な気持ちでこんな字を書いてみます。
確かに、結構読みずらくなりましたが、まだ読めますよね。
おや?
ちょっと落ち着いてみてください。
『やりすぎ』と思って書いてみた筆文字ですが、書いた結果見てどう思いますか?
読めるし、なんか味がありませんか?
つまり。
あなたが思っている『やりすぎ』は『やりすぎ』じゃないってことです。
『やりすぎ』くらいで実はやっと個性が出るんです。
では!
ぜひ勇気を持って『やりすぎのやりすぎ』くらいの表現に挑戦してみましょう!
例えばこんな風に。
すると。
ここまでやるとちょっと読めないですよね。しかしここですごいことがわかります。
『ここまでやると読めないんだ』ということがわかります。
これをなるべく多く知った方がいいと思います。
なぜなら?
読めない領域をしっておくと、『字を自由に変化させて読める領域』を知ることができるからです。
ほとんどの人がこの領域は狭いと思ってます。
が!
めちゃくちゃ広いんです(笑)
そして、この領域を知れれば、先ほど『やりすぎのやりすぎ』くらいで読めない領域に行ってしまったものを、自由に変化させて読める領域にこうやって戻すことは簡単。
なので。
『やりすぎ』ていきましょう!
『やりすぎ』くらいで個性が出てちょうどいいんです。
あなたのえがく『やりすぎ』は『読めない領域』にいきません(笑)
安心して『やりすぎ』ましょう(笑)
もっともっと『やりすぎ』たい人は、ここで仲間と一緒に『やりすぎ』ましょう!人の『やりすぎ』を見て、あなたの『やりすぎ』を取り戻せますよ。