自分の表現を開花させ続けるYES AND(イエスアンド)
● 自分の表現を開花させ続けるYES AND(イエスアンド)
おかげさまで。汚いとおもっていた字が人に喜ばれる筆文字になる個性筆教室の草刈正年です。
実は先日、関東出張中に友達が主催するこんなイベントに参加してきました。
ここで講演をされていたインプロバイザー(即興演劇パフォーマー)/インプロ・ワークス(株)代表取締役の絹川友梨さんの話がすごく面白かったのでシェアします。
インプロとは即興芝居のことです。
即興芝居は例えばお客さんからお題をもらってその場で即興で芝居をはじめ、芝居を作るそうです。
実際見ましたがすごかったです!
その即興芝居の話を聞いていて思いました。
筆文字も即興芝居みたいなものだな~と。
ここで教わった2つの教え。
・YES AND
・固定概念をなくす方法
これについて今日と明日で書かせてもらいます。
まずは『YES AND(イエスアンド)』。
これはインプロの暗黙のルールとして使われているそうです。何かというと。
相手が即興で出した表現に対し、必ず肯定して受け止め(YES)、自分のアイデアを返す(AND)ということです。
もし、相手が出したアイデアに対して肯定しなければ、何もはじまらないのです。
これは筆文字表現にも言えることです。
特に個性筆では、書く前のイメージする時間より、書いた後で書いたものを見る時間を多く取ることをオススメしてます。
なぜなら、自分の中から出たその筆文字が自分に対して次の表現のヒントをくれているからです。
つまり。
自分の書いた筆文字に対して、ヘタだとか気に入らないとか(NO)と言わずに、まずはじっくり観察して受け止める(YES)こと。
そして、その字からどう感じて、次のアイデア(AND)を生み出して表現する。
生まれたものを否定しない
生まれたものすべてに意味がある
だから、YES!
今の自分の字からのメッセージを受け取っていきましょう!
さて、明日はプロの即興演劇パフォーマーが語る固定概念のはずし方をシェアします。
即興演劇は同じことをやってはおもしろくない。
つまり、常に固定概念を壊して表現し続けるプロです。